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めしぬまってどんな漫画?
めしぬまは「月刊ゼノンコミック」で2016年1月から連載中の飯漫画で2024年最新刊は13巻。元々は作者の「あみだむく」氏の同人誌に目をつけた編集者が声かけをしたことで連載がスタート。
主人公の飯沼(いいぬま)さんはおそらく20代後半のメガネをかけた長身痩躯の男性。会社ではうだつの上がらないおとなしく目立たない彼は「食べることが何よりも大好き」という趣味でグルメ通で、細身な見た目とは裏腹に大盛り料理をペロリと平らげてしまうほどの大食漢という胃袋の持ち主でもあります。そんな飯沼さんの楽しみは仕事の合間や終業後、新しいお店を探し当てそこで様々な美味しい料理を食べること。
今日も飯沼さんはまだ見ぬグルメを求める。
「めしぬま」と名前の通り伝説の飯テロ漫画「孤独のグルメ」のように食への探求を軸に描かれています。「めしぬま」の劇中では飯沼さんの腹一杯美味しいものを食べる姿、湯気まで見えるような見事な料理描写のせいで読んでいるこっちもお腹が減ったような気にされる紛うことなき見事なグルメ漫画です。
読む人の腹を確実に減らし、お腹を鳴らすため、ダイエット中の人は絶対に読まない方が良い漫画である。
現在13巻まで発売中。
めしぬまが気持ち悪いと言われる理由は?
そんな圧倒的描写としっかりグルメしている「めしぬま」ですが、「気持ち悪い」という声が目立ってきたのは一体なぜでしょうか?
今一度、確認するために、現時点で最新の12巻まで一気に読んでみました。
あ、先にお伝えしておきますが私は男でございます。
気持ち悪いと感じる人は男性だけか?
めしぬまキャラクターはかっこよく描かれ、平凡な眼鏡男子がグルメの時だけは大食漢で見事な食べっぷりを披露。とシンプルな構図で読みやすいのですがなぜここまで気持ち悪いと嫌悪感を持つのでしょうか?
しかし、この「気持ち悪い」というキーワードを見かけた際、すぐに「わかるかも」と思ったのも素直な感想です。
最初に感じたのは「気持ち悪いと言うのは男性読者に多いのでは?」という印象です。
おそらく作者の「あみだむく」さんは女性漫画家で、めしぬまに掲載されている月刊コミックゼノンは大人の男女向けのラインナップが多く、めしぬまは「女性漫画家が女性読者の性癖に向けて描いた作品」であると感じたからです。
皆さんは少女コミックではなく、女性作者による大人の女性向けの「レディコミ」って読んだことありませんか?正式名称はレディースコミック、端的に申しますと「大人の女性向けエロ漫画ジャンル」のことを指しアレな描写が具体的でございます。(TL(ティーンズコミック)も最近は過激になってきていますが、一応ここではレディコミが最上位ということにしてください)
私たち男性に向けたエッチぃ漫画は「成年コミック」と呼ばれます。成年コミックは男性作者が男性読者の潜在意識を刺激するようなあらゆるエロを詰め込んだような漫画になっています。
有名なレディコミはKiss、young you、FEEL YOUNG、ハーレクイン、JUDYなどなど実はたくさんありますので興味のある方は大型書店に行けば立ち読みできることもあるので一度覗いてみてください。雑誌と出版社の違いでここまでターゲット層と狙っている性癖が違うものかと驚きますよ。
ごめんなさいレディコミのことをよく知らずにFeel Youngもエロ雑誌扱いで紹介してしまいましたが、ご連絡をいただき2024年5月号を読んだ結果、男性向けに説明するとヤンジャンとアフタヌーンを足して二で割ったような雑誌でございました。決してエロ雑誌ではございません。
ついでに言うと個人的に好きな漫画「女の園の星」もこの雑誌に載っており最新話も笑わせていただきました。
で、レディコミは女性による女性のための”様々な”性癖に向けた結構猛烈な内容も多く、一言で言い表すには混沌としているので今回は割愛しますが、このめしぬまはこのレディコミを見た時と同じ印象を最初に受けたため、この描写はエロに対する嫌悪感を感じる読者も少なからずいるだろうなと思ったからです。
要するに男性読者にはウケが悪いのは仕方がない漫画ってことです。(もちろん女性の中にはこういった描写に嫌悪感を持つ人がいるとは思いますが)
男性読者も食とエロは好まない
は?いきなりエロ漫画?
と思わせてしまったらすみません。
この漫画は男性漫画家が男性向けに「食とエロ」を掛け合わせた最悪の漫画「ざんげ飯」と申します。
めしぬまが女性による女性の性癖に向けたグルメ漫画なら、
ざんげ飯は男性による男性の性癖に向けたグルメ漫画でございます。
めしぬまを普通に読めた私は「ざんげ飯の方が食の冒涜感」が強く拒否反応が出ましたので少しだけ紹介します。
ご飯漫画というよりは性欲溢れた夫婦のエロ漫画の合間に食事を挟む感じ。食べたら即聖行為を初め、食べる前に胸に挟んでパイずったり、色白好先生の作画に似ているのでこれは期待できると美味しいご飯漫画と思ったら、目の前の豪華な料理にザー○ンぶかけてから食べるような冒涜漫画でございました。
ここからはめしぬまで男性がおそらく気持ち悪いと感じるであろうポイントを紹介します。
エロを意識した描写に嫌悪感
めしぬまは女性による女性のためのグルメ漫画のため男性読者がこの漫画を気持ち悪いと思うのは仕方がない!とお話ししましたが。
レビューとか色々調べてみたら、
驚いたことに女性層からも気持ち悪いと言われていることが判明して驚いております。こんなに長々と話しゃったのに恥ずかしい限りですが、貴重な女性読者はナニに気持ち悪いと感じているのか?は後述しますのでお楽しみに。
ここでは、めしぬまの描写に対する嫌悪感について紹介します。
どの点が気持ち悪いと思われがちなのか?を少し紹介します。
最「まるで聖行為のように食事を堪能する描写」ですね。
飯沼さんグルメで大食漢なのは理解できますが、ほぼ必ず「よだれ」を流し、口いっぱいに料理を頬張る姿は明らかに「ナニを頬張る」姿にしか見えず、エロを嫌悪する人にとっては、「こいつ・・・何してやがるんだっ!」となる訳でございます。


ご覧のように、最初は涎を垂らすぐらい食いしん坊なんだな飯沼さんと言う印象でしたが、それは間違い、上記画像は7巻、下は8−10巻




ちょっと疲れたので以降は割愛。
飯沼さんの食べる表情の豊かさ、妖艶さ、食を心底愛する人が食を堪能する姿は色っぽくて好きな人にはブッ刺さるのですが、刺さらない人からしたら刺さらないのかもしれませんね。
キャンプ飯から高級食パンに港で海鮮から握り飯と、本当に幅広く日本中のあらゆるグルメを紹介してくれるこの漫画、、良いですねぇ。
気持ち悪いと感じた男性の意見
一時期アマゾンKindleでめしぬまが1巻無料だったので一般人によるリアルな拒否反応レビューが盛りだくさんだったのでピックアップしてみると
大の大人が飯を前にし口の両端から顎まで涎を垂らしてるシーンはキモすぎてやばいです。
冴えないサラリーマンの食事シーンを周囲の女性が魅力に感じる流れ。その中でその食事シーンを見てかわいいと思う神経が理解できない。
ダイエットに向いてる。食事シーンは君の悪い反応の繰り返しなので食欲失せますよ。
怖いもの見たさで見たけど無理だった
食の官能を履き違えた汚作。素晴らしい食事は確かに恍惚感がみなぎるものだが、食事の範疇を超えた表現が多く不快感が溜まっていくだけだった。食事漫画は大体このような表現をすることが多い、美味しさを全裸で表したりとか、、、その中でもこの漫画はトップレベルだ。そもそも腐女子嫌いの私には無理だっただけだが。
冴えないおっさんのアヘ顔にグッとくる人がいるんですね・・・。
食べる男性の顔にグッとくる女性が赤面しているが、この作者の願望が映し出されているようで最悪の気分になる。その食べ方も無理。涎垂らして気持ちが悪いだけ。



おお、結構辛辣な意見が多いですね。気持ち悪いと言っている人たちの声をまとめると
気持ち悪いと感じる女性の意見
食事シーンは慣れてくるかと思いきや食事シーンの度に気持ち悪さが増してゆく…
主人公周辺の人物の反応(職場の女性含む)とリアルな読者側の反応にかなり乖離が見られます。実際はドン引きですよ。隣でこんな顔して食べている人物がいたら絶対変質者だと思います。
この作品って誰得?誰向けなんでしょう?主人公と同じ男性がみたら確実にこいつ気持ち悪って思うだろうし、女性が見ても気持ち悪い。
表情もそうですが、ちょっと絵が上手くないというか不安定な所も余計に増長させている気がします。
ヲタクが飯を食ってるところをただ見せられる漫画。。食べ方や表情が気持ち悪いし、特に話も面白くない。
そして、キモヲタの妄想を具現化したかのごとく、なぜか妹がかわいくて、兄によく懐くという、気持ち悪さに追い打ちをかける設定。金払ってみるもんではないと思います。
食べる姿のギャップが可愛いとか、食べる姿は綺麗なのにめっちゃいっぱい美味しそうに食べるとか…そういう救いがあればいいのに、何もない。
仕事もできないコミュ力もない人間性もない社会不適合者のくせに食欲だけは人一倍で、おまけに食い方は汚いし気持ち悪いアヘ顔を晒す。
食事で快楽を得るさまはまさに猿のようで…。
漫画喫茶で新刊を見て、まだ続いてんのかこれ、と思うほど気持ち悪い。
ただ、この漫画はとことん生理的に合わない人以外の二割程度にどストライクなようだ。
価値観をおしつけるわけではないのだが、恍惚とした顔で飯を貪る姿を見せられるのは、引いてしまうほど気持ち悪く、品がないと思う。
昨今稀に見るフードポルノ漫画の大駄作。
飲食とポルノを合わせるアイデアは伊丹十三監督っぽくて好きなのだが、いかんせん絵が下手すぎ。
とにかく気持ち悪い。
のようですね。
食事シーンの表情が気持ち悪いと言う声が多いようですね。レビューの感じでは男女関係なく拒否反応が出ている人が多い印象。
私もここで「食ザーレベルの不快感」と評価した漫画「ざんげ飯」で散々こき下ろしているので何となく分かったのですが、誰にでもあるボーダーラインがあるわけで。この方々は食事シーンなのに美味しく食べず汚らしく犬のような主人公の姿勢に苛立ちを感じ、食事を冒涜したと批判している人が多いです。
SNS、なんjでの評価は?
ネットといえばTwitterとなんj、なんjと言えばネットの声、と言うことで調べてみたら壮大にディスられていました。
なんJの反応も辛辣でした↓
と辛辣な印象のある2ちゃんねるの方々は意外と賛否両論。もっと気持ち悪い漫画を読んできている歴戦の勇者が多いのかこの程度の漫画には寛容な意見が多い印象です。
最新13巻ではエロが封印されている件
ここまできたら全巻買って検証するしかないと思いまして。
2024年現在も飯沼さんは涎を垂らしまくってナニを頬張って女性読者を歓喜させているに違いないと思い読んでみたところ、驚いたことに13巻で飯沼さんは一度も涎を垂らす描写がありませんでした。

それどころか、一巻の頃の平凡な優男程度だった飯沼さんが食事をするたびに周囲の人を巻き込み好印象を与えるという、何だこれ、、グルメ寄りのイケメン男子グルメ漫画に成り下がってなっていました。
シルバー親子も登場してまた別のベクトルに方向を微修正している最中なのかもしれませんが、相変わらずどこでも食事を堪能している飯沼さんを堪能することができますよ。

正直言いますと、ここまで書いてしまった手前、もっとエロとか極限まで突き抜けると思っただけに少しショックでしたね。
まとめ:食とエロはダメ絶対
ここまで不快感の多いレビューが多い理由の一つは「この漫画を読んだ人が多い」からだと思います。前述したようにこの漫画は1巻無料キャンペーンをやっていたことがあるようで、それで一気に読者と批判レビューが増えたようですね。
ダメな人にはだめ、しかしどうやら2巻以降はファンが購入しているので全体的に高評価の方が多いので、現在10巻発売しているということは、、ある程度は人気があるということでしょうか。
「この気持ち悪い」という評価もたくさんの高評価の中の小さな評価として無くなっていきそうな気がします。
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