漫画【定額制夫のこづかい万歳】感想「面白くない、不快、絶望」

「夢も希望も無い中年達の傷を舐め合う底辺漫画」「こんな大人になりたくない」いろいろな感情が生まれる吉本浩二の「定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ」1〜3巻を読んだ感想を紹介。先に言っておくが「この漫画は読む必要はない」漫画ぐらいは希望を持ちたいメンタルが少しでも落ち込んでいるなら閲覧注意。ブラックジャック・創作秘話をイメージして読んではいけない。

スポンサードリンク




漫画【定額制夫のこづかい万歳】感想「きつい」

ブラックジャック・創作秘話を作り上げた吉本浩二(45)は立派に売れない漫画家の一員になっていた。月初めにもらう2万1千円の小遣いをいかに上手に使うか?を面白おかしくノンフィクションで描いているのだが、とにかく辛い。

登場人物の8割が貧乏で少ない家計からひり出した小遣いで健気にやりくりする中年物語だからだ。

「現状に不満を持っているのならこの漫画を読むことはおすすめしない」

この漫画に登場するほぼ全ての人が夢も希望も諦め、父親として家族に何も成さず放棄した結果自分の家に居場所がなくなり、小遣いを使って上手に人生を楽しんでいますアピっているだけの情けないおっさんしか出てこない。

吉本浩二の奥さんもお金がないから月に数回「日高屋でお酒2杯とつまみ」を食べるのが幸せを感じるようだ。吉本浩二に感じるのは「この甲斐性無しが、金がないならバイト、副業しろ」である。奥さんの優しさに漬け込みクソみたいな日々を楽しむ姿を見せられても何もない。ホームレスのドキュメンタリー漫画のようだ。

「親父世代はこんなに苦労している」

漫画アクションの読者層には刺さるのだろうが、50歳になるおっさんが小遣いを上手に使うために四苦八苦する様を見させられる若者世代にはきつい。コンビニは高いから、100円ショップのお菓子ですら我慢する姿を見せつけられる1話を読んできついと思っているのならこれ以上読む必要はない。これから先は毎月小遣いを自称上手に節約して使うおじさん達が笑顔で登場する。バカみたいだ。

現状打破を諦め、今あるお金をいかに節約するのか?この目の前にあるお金でいかに上手に生きていくのか?を描いているのだが、、、、

諦めた中年達

の傷の舐め合いにしか見えずきつい。

3巻まで買ってしまったので最後まで読んだ。

中には生活に全く不自由していないが将来のため、節約するためにお小遣いを定額制にして最大限楽しむ姿勢の夫婦もいたが、登場人物のほとんどが「ローンが、子供の学費が、」と生活苦から小遣いを減らされるなかでのやりくりを楽しむ姿勢を見せるスタンスは変わらない。

理想を求めず全てを諦めその生活で満足するように自分を暗示し終わった残念なおっさん達の悲哀を楽しめる奴らはもうこいつらの世界に足を一歩踏み出しているのではないか。

この漫画を読んでためになることは・・・100円ショップの回ぐらい?

広告

ステーションバー・・・。

Yahooでも紹介されていた。吉本浩二の幼馴染とのオンライン飲み会での回。中年サラリーマンの友人は少ない小遣いをやりくりしたいが、居酒屋に行く余裕はない。ならばと編み出したのが「駅構内の片隅で1人で飲む」という行為。彼はこれを「ステーションバー」と呼び駅構内のさまざまな隙間にはまって立ちながら飲む、飲む姿勢を見られるのが嫌だからと缶ビールはハンカチに包み、するめを齧りながら1人ちびちび飲む。「人間観察が好きだからさ、いろいろな人が拝めるから面白いんだ」とか言っているのも、現状から目を背けているようにしか見えない。

そもそも「家で落ち着けない」という理由で駅で不審な行動を取る理由も意味がわからない。その状況を作ったのはお前だ。昔のおっさん気取って会社のために、って理由をつけて家族を顧みず手前勝手な行動を続けた結果がこれなのだから。どんなに美しく着地させようとしてもただの因果応報。

ステーションバーって、どんなに取り繕っても「情けない自分を覆い隠すため」の詭弁でしかない。

私たちの上に立つ上司世代のアホみたいな思想で生きている社畜の末路でしかない。

広告

車が書斎男

家族のために買ったマイホームなのに子供に部屋を取られたから自分の居場所がないので、「ステップワゴンのシートを全てフラットにして自分の部屋ですよ!」と満面の笑み、非常電源を持ち出して冷蔵庫にライトにさまざまなアイテムを持ち込み、日本の四季を楽しむ最高の日々を過ごしているらしい。

マイホームの意味は?

馬鹿なのかな?

マイホームは誰のために買ったのだろうか?お前もだけど自分の居場所がねぇって。アホだろ。こいつら夫婦の部屋が2階にあるのに使わずに1人でここを選んだ時点で親としてカス。自分の居場所も見出せず親を放棄している姿は車上ホームレスである。

広告

まとめ:不快

情けない。

限られた小遣いをいかに上手にやりくりするか?が3巻では出てきたような気がするが、それは慣れてきたからだろうか。段々と感覚が麻痺してきているのだろう。

しかし我に帰ると情けない人たちの情けない日々を面白そうに描いているだけの「絶対にこうなりたくない」人はこの漫画を聖書にして定期的に読むのも良いかもしれない。

ebookなら半額で読めます。運が良ければ水曜日なら無料で一巻読めます。

広告



シェアしてみんなで盛り上がりましょう^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。