「神さまの言うとおり」以降ヒット作に恵まれない藤村緋二先生が、集英社で読切漫画『ジ・アポカリプス・ヤクザ』の感想評価。
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読切漫画『ジ・アポカリプス・ヤクザ』感想評価「クソつまらない」
読み飛ばしてしまった。
パラパラパラパラ。
この人つまんねぇ漫画しか描けないのな。
っていうのが本音の感想。
昔は絵は上手い人だったが、
他にも絵が上手い作家が目立つ今の業界では目を引かない漫画。
なら少しでも「読ませる漫画」を書けばいいのにそれは嫌いのようだ。前作ヤンマガの「バレットなんちゃら」もクソみたいに人気がなかったので音速で打ち切りになったんだけど、あの漫画も最初から最後まで読みにくくてさ。内容が頭に入ってこなかったんだよね。
ついでにヤンマガの最後を競い合ってた似たような超能力バトル漫画と物語がごちゃるからもはやどうでもいい領域だし、古本屋でも見かけないレベルの漫画だったのよ。
なのにさ、今回の漫画も。
パラパラめくって一瞬たりとも
「これ!」
と思わせるようなシーンがない。
文字多いのに説明下手。
主人公キャラはクソみたいなヤンキー口調だけ、顔はかっこいいけど二枚目になれず、童心がある訳でもなく、なんとも掴み難い背景を持つ男に興味は最後まで生まれず。
怪獣とのバトルもなんかわかんないけど余裕で怪獣殺すけど怪獣との戦闘シーンはよく見せないで1コマで終わらせるし(魅せ方下手な終わりのセラフ以下)
怪獣だー
俺は原付以外運転できないんじゃーとか自衛隊も敵わないーとかしょうもない話に「18ページ」も使ってやっと怪獣と対峙したと思ったら退治完了。
というね。
このシーンで読むのを諦めた
漫画が始まって3ページ目にこの漫画の象徴となる主人公が登場するシーンが超がっかりオブ・ザ・イヤー↓
多くのファンがこのシーンで読むのを諦めたかファン離れしたと思う。
「うわ、ダセェ」
怪獣と似たような色の服を着た主人公のせいで怪獣にも主人公にも目がいかない。読者の目を惑わせる遠近感の狂ったとりあえず手前に主人公貼っておきましたな構図、なのにどこかで見たことあるようなシーンをトレースしたような1シーン。
人気漫画家が世に送り出すシーンかこれは?
藤村先生あなたは”元”人気漫画家で、神さまの言うとおり以降、クソみたいな漫画しか出さない搾りかすみたいな先生です。
実は「カムイさん」となジャンに出張中
とりあえず口の悪い言葉喋っておけばおk。みたいな主人公。
名前はどうでもいいけどこいつ↓
裏サンデーで絶賛連載中の「となりの正面カムイさん」のカムイさんでしょ?って思った。
となりのヤングジャンプでカムイさんが大暴れ!
ってテロップ入っても問題なさそうなレベルでどうでもいいキャラ作画。
怪獣デザインもくそ
怪獣なんだからさ、読者の期待を裏切るようなのが欲しかった。事前に読んだと思うけど怪獣8号のとか、パシフィック・リムとかさ、あの辺見ると、私たちの子供心をくすぐる怪獣にグッとくるものだ。
が、これ、
目玉で牛で、前歯で、舌がある汚ねぇ怪獣。
セリフも口調もダセェ
主人公がついに話す。
「こら、ワレ、コラァ」
ファブルとか何はともあれの関西弁って読者に読みやすくしてたんだなって思った。
なにこの「ぼくがかんがえたわるいひとのせりふ辞典」から引用したような言葉は。
読み難い
久しぶりに読み難い漫画ってのを読んだ。
コレ↓
2人の住む街の話なのだが、まずここはどこであるのか?を細長いコマの右下に書かれている。
文字が漢字ばかりで読み難い街の名前。
やっと読み切ったと思ったらページの一番下から上に戻って「怪獣の影響でー」のナレーションを読むのだが、疲れる。左端まで誘導した割には大したことは書いてなくて下に行って看板読んで、営業のお兄さんが喋り出すけど、、説明文みたいなこと喋らせるなら左のページまで使って現状をナレーションした方がよかった。
読み辛いから読む気が失せて、なんかどうでも良いけど。
エロ控えた理由は?
藤村先生といえばエロ描写なのに、だんだんエロく無くなってきたのはなんで?せっかく神さまの言うとおり初期の感じになったのに、、、、、。
思っクソエロぶっ込んで目を引くぐらいしておけばよかったのに。
なんとも半端なエロや。
個人的に好きな胸の描写はデトロイトメタルシティの人が描いて速攻打ち切りになったボクシング漫画に登場する女の子の絵。あれが一番目を引いたエロシーン。
まとめ:割とどうでも良い漫画
「神さまの言うとおり」以降ヒット作に恵まれない藤村緋二先生が、集英社で読切漫画『ジ・アポカリプス・ヤクザ』の感想評価。
でも怪獣✖️ヤクザ✖️美女でいけると思った集英社編集者の顔を見てみたい。まぁ読切だからダメもとで”元”人気漫画家に書かせてダメなら古巣の講談社に行けばいいとか思ってるんだろうね。
神さまの言う通りの原作金城宗幸さんとタッグを組んだクソみたいな「グラシュロス」も涙が出るぐらい面白くなくて(いじめられっ子がちんこの大きさだけで王様扱いされたのだけは覚えてる)
講談社のヤンマガで「バレット」なんちゃらって漫画がクソ面白くなかったのに、似たような漫画を集英社に売り込むってどんだけ怪獣モノに自身があったのだろうか?
テラフォーマーズの原作者から離れて海猿の原作者とタッグを組んだ橘賢一先生の「ジャイガンティス」なんてくそ面白くない漫画を描いているのはご存知でしょうか?
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