漫画『違国日記』全11巻の結末までネタバレとささやかな感想

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原作漫画『違国日記』全11巻の物語結末までネタバレと感想を紹介していきます。

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漫画『違国日記』全11巻結末までネタバレ

ヤマシタトモコさんの漫画『違国日記』物語結末までネタバレをしています。漫画は実写映画化され2024年6月7日に全国の映画館で公開されます。この漫画を先に読んだ人、映画を見て漫画に興味を持った人にこの物語を紹介しています。

注意として物語ネタバレをしていますが、詳細はほぼ省いていること、読み終わった勢いで一気に書いているため物語の内容が若干前後している可能性すらある点にご注意ください。

私がこの記事を書いている理由は、少しでもこの漫画に興味を持った人がこの漫画を手に取って同じように救われてほしいと感じたからです。私は偶然蔦屋書店でこの本のコーナーを見て存在を知りキャッチコピーに吸い込まれるように手に取って一気にファンになり、心が救われた1人です。

興味を持った方は、遠慮なく本を買って読んでみてください。

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違国日記:1巻ネタバレ

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あの日 あのひとは

群れをはぐれた狼のような目で

わたしの 天涯孤独の運命を 退けた

高校3年生の春、学校を終えた田汲朝(たくみ あさ)は自宅に帰宅すると、執筆中でこの家の家主である叔母(母の妹)の高代槙生(こうだい まきお)の邪魔をしないように晩御飯と明日の弁当の下拵えを始める。準備をしているうちに朝が歌を口ずさむが、すぐに槙生が仕事中であることを思い出し歌を止めると、執筆中である槙生からジャスティン・ビーバーを歌って欲しいと言われたため朝はうろ覚えの歌を歌って槙生を大爆笑させる。

外出から帰ってきた朝はそのまま晩御飯の支度を終え、槙生と一緒に食事を摂る。槙生はすぐに執筆作業に戻り、朝は槙生の執筆部屋である書斎の片隅に布団を敷くと、執筆に夢中になっている槙生の姿を見つめる。朝は槙生のキーボードを叩く音文字を消す音、周囲の全てを慈しみながら眠りにつく。

姪と叔母、2人の関係はとても良好に見えるが、話は3年前の冬に遡る。

朝が中学3年生の冬、両親が交通事故で死んだ。

天涯孤独となった朝を引き取ったのが槙生だった。

槙生は葬式の場で親族たちが朝に対して同情しかせず、手を伸ばさない状況に我慢できず、つい勢いで引き取る事にしたのだ。しかし、槙生は姉で朝の母でもある田汲実里(たくみ みのり)のことを憎んでいるため、槙生は同居をする前提として、あなたを愛することができるかは分からないが、この家にいつでも帰ってくると良いと彼女なりの言葉を伝え同居が始まる。

同居を始めると、槙生は朝が思うような立派な人ではなく、掃除が苦手なコミュ障であること(感情が鈍感で共感することができないある種の発達障害のようなもの)がわかり、少なくとも自身の家に朝という人間がいることにストレスを感じていること、しかし朝に対して決して嘘をつかず、真摯に向き合う槙生。突然引き取られたものの、両親の死を実感できないまま、地面がぐらついたまま、槙生にポイっと捨てられてしまうのではないかという恐怖心を払拭できない朝、互いに本当に少しずつ信頼を深めていく。

同居を続けていくうちに槙生の友人の醍醐奈々(だいご なな)35歳元彼の笠町信吾(かさまちしんご)35歳が登場し、槙生は朝と離れた場所で彼らだけに小さな悩みなどを吐き出し、漫画の登場人物たちの背景が徐々に明かされていく。

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違国日記:2巻ネタバレ

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槙生の提案で両親の家の整理に向かうが、やはり実感が湧かない朝は唯一母からプレゼントされたマグカップを手にするだけだった。

中学校の卒業式、朝の親友のえみりは朝の両親が死んでしまったことを母に軽はずみに伝えたため学年中に朝の両親の死が伝わってしまったことを謝られてしまう。母や担任は朝のためを思っての行動だったが、普通にいつも通り卒業式を迎えたい朝にとっては耐え難い屈辱でしかなく泣きながら卒業式を飛び出してしまう。

朝が帰宅すると槙生は話を聞いてくれるが、朝が期待したような優しくしてくれる大人の返答がなかったため口答えをするが、槙生にとっては目の前で起きている事に対する対処療法はできるが、朝が何を思い何を言って欲しいのかまでは共感する義理もそんな意欲すらないことに朝は少しだけ驚き傷つくが、それでも全ての質問に応え続ける槙生の対応のおかげで気持ちが落ち着きえみりと和解することができた。

槙生の元彼笠町信吾が家を訪れ、思春期の朝の元彼がなぜ槙生の家に?なぜ別れたの?などのストレートな質問に驚かされながらも、朝の高校入学の準備の際に必要なお弁当について自身の環境を交えながら説明する。

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違国日記:3巻ネタバレ

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無事に高校生初日を迎えたことを槙生と話をしながら、朝にはこの出会いや感動や悩みを伝えるはずの母がいないことを少しだけ実感し始める。

朝の友人のえみりが家に遊びに来たことで、えみりたちの若さ溢れる会話の中の小さな言葉にかなりのストレスを感じながら仕事に戻り、朝に対しつっけんどんな態度をとって朝に逆ギレされてしまう。

朝は夢をみる、両親の喧嘩、父は家族をやっていく自信がないと叫ぶ姿。

寂しい

寂しい

咄嗟に誰からも私だけが孤独なのだと実感してしまった朝に対し槙生なりに寄り添う。朝は私のことは愛してないんでしょ?と聞かれるが、槙生は愛していないとは言っていない、愛と好ましいは別の話で、あなたが健やかに暮らしてくれることを望むと本音で答える。しかし朝は嫌だ、寂しいよと涙を流して訴えるが槙生は、そうと呟くだけだった。

あれから朝は色々両親のことを思い返すようになる。しかし、いざ思い返すと母はあなたのやりたいようにやりなさいと言いながらも朝のやることの決定権を奪い続けていたこと、父はそんな2人のやりとりを全く興味なさそうにして俯く姿だけだった。

槙生と朝の前に亡くなった両親の遺産後身監督人として弁護士の塔野和成(とうのかずなり)が現れ、最近多額の現金の引き落としについて言及されるが槙生には思い当たる節がない。結局のところ朝が犯人で、軽音部に入るために必要と思ったが、大人には反対されると思ったので相談できなかったと涙を流して説明する。朝にとってずっと母に決められてきた人生で、自身で部活を決めたことを母たち大人に反対されるのが怖かったこと、無知なりに頑張った結果だったことなど朝の抱える両親の影が少しだけ明かされていく。

槙生もコミュ障だが、この弁護士の塔野も相手に共感することが苦手なタイプで、槙生のコミュ障なども理解することができずに面食らうも、徐々に打ち解けていく。

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違国日記:4巻ネタバレ

軽音部に入部し高校生活をスタートさせた朝は槙生や周囲の大人たちの助言を借りて自分の足で歩き始める。

その頃、槙生は姉で朝の母でもある実里が書いた日記を読んでいた。朝が20歳になったら渡すつもりで記し始めたらしいが、ほんの少し読んだだけで過去に実里に言われた暴言(人格否定のきつい内容)がフラッシュバックして日記を読む間も無く閉じ、いつか朝に渡すためにクローゼットの奥にしまうのだった。

朝は嫌がる槙生を連れて実家に向かう、槙生は久しぶりの実家の自室でさまざまなことを思い出すが、いつもの否定する姉ではなく幼い頃に一緒に漫画の貸し借りをした儚いが優しい思い出だった。

えみりが朝がいないタイミングで槙生の家を訪れる。えみりは距離は感じるが槙生はえみりを子供扱いせず真摯に対応してくれる大人としてアドバイスを求め連絡先を交換する。

後日、部屋を汚してしまう槙生に対しなんでこんな普通のことができないのかと声を荒げた朝に対しショックを受け口論になるが、槙生なりの言葉でまだ幼い朝に説明しようとするが朝も朝で若造なので理解できず平行線のままになる。

若い弁護士と会っていたことに若干焦った信吾が槙生を誘って食事をするが、槙生がムラムラしてどうしようもなく結局2人は一夜を共にする。

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違国日記:5巻ネタバレ

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槙生は卒業式騒動の原因となったえみりの母と食事をする。そこで朝の母実里が事故の報道で”内縁の妻”であったことに違和感を覚えつつ、えみりの母から、普通の母が子供に思うことなど新しい視点の話を聞いて少しだけ視野が広がることになる。

槙生は信吾に姉がなぜ朝に日記を書いていたのだろうかと話をしている内容を聞いてしまった朝は勝手に書斎に入って母の日記を読んでしまう。

日記に記したであろう実里の主観で物語が始まる

妹の槙生に対して強く否定してしまうのは建前は普通であるべき、こうあるべき、あなたのことを考えてだったが、実際のところ、自主性もなく常に人と比べ”空虚”であることを隠し続けていた自分に向けて言っていたこと。幸せな家庭が築けると思ったが夫は籍は入れないと予想もしない言葉を吐き、ママ友達とのランチで少しだけ本音を漏らすが美しく真面目で完璧主義と思われている実里の言葉は誰からも共感を得ることができず孤立感が増すだけだった。

そして、あなたの名前、朝は、必ずくる新しくて美しいものという意味を込めて一生懸命考えました。

読みながら日記には母だけの怒り孤独葛藤があったことを知って、受け入れたくない、知りたくなかったと思い、この日記は本音なのか?私は愛されていたのか?朝が一番知りたい答えを信じることができずに塞ぎ込み不登校になってしまう。

槙生が二日連続欠席していることを知ったのはえみりからの連絡からだった。信吾と塔野に力を借りて朝を探し出し、2人はついに互いの思いを話し合う。

夜、朝は両親が亡くなったことを実感し大粒の涙を流し、槙生に助けを求める。

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違国日記:6巻ネタバレ

10日間学校を休み復活した朝は久しぶりに軽音部に向かい作詞をすることになる、なんとなく書いた詩を槙生に推敲してもらうが、槙生は若さ溢れる内容に顔を真っ赤にしてしまうが、作家らしくしっかりと細かい助言と、黒歴史になろうが書き続けた方が良い、最後に死ぬ気で殺す気で、日本刀のように鍛えて命をかけて殺すような作業をするのだと伝える。

そこで朝は、叔母は小説家で両親死んで可哀想な境遇で音楽的には最高の境遇なのに、作詞に全く深みが出ないのはなんで?と能天気な悩みが悩みだと気が付く。

槙生は同級生たちと遅くまで飲み明かし久々に気の休まる時間を過ごしながらも、朝が誰を愛しどう生きていくことができるのか心配するようになる。

槙生の家にさまざまな人が訪れる、作家友達の樹乃イツキ、元彼の信吾、朝の友人のえみり、話の中心は常に朝で、皆が朝の質問に答えていく形でそれぞれの境遇や想いを話していく。

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が、朝の幼さと素直さに救われるような話。

共同生活が1年が経過しようとしていた頃、今更母に言われて槙生が朝の誕生日を聞いて(9月4日)だいぶ前に過ぎていることを知って謝る。そして両親が亡くなって一周忌でもあるため、4月10日の母の誕生日、4月13日の父の誕生日の真ん中の11日、12日に2人でささやかなお祝いをする。この提案をしてきた朝に対し、朝が孤独を乗り越えて成長していくことは、槙生自身の抱える砂漠の孤独にも花が咲く日がくるのだろうかと希望を見出す。

朝の親友のえみりも砂漠の孤独を感じる1人だった。えみりは誰にも言えない秘密があった。えみりは付き合っている女友達とお茶をしながら朝の話をするが、友人は優しく諭してくれたため、その優しさが好きなんだろうか、えみりはつい笑みを浮かべてしまう。

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違国日記:7巻ネタバレ

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槙生との会話で”空虚”という言葉を知った朝が言葉を調べるとなぜか自身の父と紐づけて思い出してしまうことに気がつく。朝がさらに思い出していくと、父はいつも俯きスマホを見て、朝が質問しても朝が好きならそれでいいんじゃないかな、と答えていた。

空虚とは自分のことに興味のない父のことだったのだ。

さらに思い出す。

家族でえみりの家で食事をしている最中も父は俯きながら黙って食事をするだけで、会話は全て母が行っていた。父だけが、そこにいるようで空気のような存在だったことを思い出す。

えみりの母と槙生が食事をしながら朝からお父さんはどんな人だったのか?と聞かれた時つい真面目な人だったよと良い言葉で取り繕ってしまったが、実際のところ食事会の時も目を伏せたまま社会と徹底的に関わろうとしない空気のようなこの男性を実里はなぜ選んだのだろうか?といつも疑問に思っていたと話す。

そして朝はそんな父に対して「誰?」という感情だとえみりの母に答えたことも話す。

話を聞いた槙生がなぜそんなに父親のことを固執するのか聞くと朝は「お父さんが私のことをあいしていたのか知りたい」と答える。

空虚な父、決めつける母、目立つことを避けてきた朝だったが、軽音部のボーカルオーディションを前に目立ちたいが目立つことは悪のように教わってきたため尻込みしていること、目立つのはキャラじゃないことを槙生に相談するが、偶然ビデオ通話していた槙生の親友の醍醐奈々からのアドバイスで、キャラなんてどうでも良いこと、自分がしたいことをすることが一番だと諭され吹っ切れた朝は2人の前で歌を披露してボーカルオーディションを受けることにする。

無事にオーディションに受かった朝は、学校の中庭でストリートライブを行う。1人でもいいから聞いてくれた人の世界が変わるようにと懸命に歌った結果、小さくも多くの人の心に残る歌を聴かせるのだった。

いつの間にか、朝は高校二年生の夏を迎えていた。

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違国日記:8巻ネタバレ

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物語の中で、落ち込んでいたクラスメイトが友人に貸していた本↓

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違国日記:9巻ネタバレ

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夏、朝はスランプに陥っていた槙生を助けようと槙生の元彼の信吾に相談するが、信吾ですら彼女のその部分だけは怖くて触れることができなかったから助けになれないと言われてしまう。

数時間動けなくなっていた槙生が正気を取り戻し、自炊をしようとしていた朝に謝罪してあなたの自立を強要しようとしているのではないかと取り乱すが、朝はトラックがぶつかってきた(両親の死亡事故の原因)時にせざるを得なくなったから大丈夫と答える。答えを聞いた槙生はいつの間にそんなに成長したんだ、と感銘を受ける一方で、もっとゆっくりで良いからと伝える。気を使った槙生が夏休みにどっか一緒に行くか?と聞くとコミュ障の槙生より友達と一緒に行った方が楽しいからいいやと断り2人は笑う。いつの間にか遠慮がなくなった2人の距離感が微笑ましくなる。

学校の文化祭のステージで朝は歌う。これまで出会った多くの人たちの些細な言葉、表情自身の感情の揺れ動きを見つめながら、私はずっと軽音部を続けると心に決める。

しかし槙生のスランプは続き言葉が紡げず、彼女の物語の主人公が動けずに叫び続けていたが、朝とえみりの素直な言葉の数々に触発されスランプを脱出する。この話を作家仲間の2人に話をしながらつい小説を書こうと思った本音を話してしまい赤面する。

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違国日記:10巻ネタバレ

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朝は進路希望調査表を出せずに悩んでいた。ふと母の言葉を思い出した朝は、母がいつものように”あなたがなりたいようになりなさい応援するから”と言われた時に、お母さんは何になりたかったの?と聞き返したところ母は心底驚いて答えを曖昧にしていたことを思い出す。

朝は偶然見かけた医大を目指すクラスメイトの千世から歌を褒められ嬉しくなるが、自分は何ができるのか?何になりたいのか?父は私をあいしていたのか?いなかったのか?湧き上がってくる虚しい思考や悩みを答えてくれる両親はどこにもいないことに辿り着きながら、あと1年で高校卒業して大人にならなければならないことに不安を覚えている。

軽音部は朝の歌を聞いて入部した生徒がたくさんいて盛り上がり、帰宅すると槙生に作詞の添削を受け、だんだん良くなってきていると言われると、今が人生の絶頂期なんじゃないかと不安を伝えると槙生は過去を振り返り始める。

槙生が小説家を目指す動機になったのかは曖昧だが、槙生は演劇部のために脚本を書き続けながら頑なに自分の名前を出すことを避けていた。しかしついに演劇部の友人の強い勧めで、脚本に槙生の名前が初めて書かれたポスターを見た時のこと、そして姉が実は母からかなり叱責を受け苦悩していたことを。

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ある日、朝が友人になんとなく何もないのが悩みだと答えると、友人は真面目な顔で何も無いなんて言うな、お前にはたくさんある、何もないなんて言うなと語気を強めて怒ってくれる。さらに騒ぎを聞いた先生にこいつの自己肯定力の低さをなんとかしてほしいと頼まれ言われた言葉、槙生を中心に多くの人に言われた言葉を反芻した朝は「何もない」これが私が自由である証拠であり標になるのだと、彼女なりに少しだけ視野が広まる。

帰宅した朝が1巻の冒頭の通り執筆する彼女の横でうたた寝を始めるが、

私はいつまでこの家にいて良いのだろうか

と涙を浮かべていた。

違国日記:11巻ネタバレ

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いつの間にか高校3年生になった朝の成長の速さに驚いていると同時に、親族として同居人としてどこまで彼女の人生に立ち入って良いのか決めかねている槙生は元彼の信吾に相談すると、信吾から怖がらずにまずは愛するのはどうかと言われ、姉が大事にしていた子供を私が大切に思って良いかな?と前向きになる。

様々な出会いを通して成長していく朝

弁護士の塔野の言動から父との切ない思い出をフラッシュバックするが、素直にダメになったら助けてくださいねと健気に答えて別れる。

帰宅した朝は槙生に大学に出たら一人暮らしすると思うと言う。

それから数日

槙生は朝に対し好きなだけここにいれば良い、嫌になれば一生出て行っても連絡を取らなくても良い、あなたが幸せでいてくれればそれでいいと伝える。

朝は枕を投げつけながら「一言あいしているって伝えるだけでいいじゃないか」と泣きながら抱きしめるが槙生は「それでは言葉が足りない」と涙を流して伝える。

数年後、

朝は新しい日記のページのタイトルにこの言葉を記す

あの日 あのひとは

群れをはぐれた狼のような目で

わたしの 天涯孤独の運命を 退けた

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まとめ

私と違国日記の出会いは心身にストレスを抱えてどうすることもできず、パートナーに連れられて向かった本屋でした。

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ヤマシタトモコさんのことは何も知りませんでしたが

映画のキャッチコピー

「分かり合えなくても寄り添えることを知った」

「心を救う漫画」

この二つの言葉に引き寄せられるように、電子書籍版を購入(紙媒体は買わない人)して読み始めたのがきっかけ。

絵は優しく

物語も険しくなく、

程よい出来事が程よく優しく紡がれていく

筆者は女性、なんだと思う

思春期のヒロイン朝、コミュ障の叔母で小説家の槙生の想いがそれぞれ語られ、明かされていく2人の過去、成長していく2人の姿、優しく見守る友人たち。

さすが女性筆者と思ったのがやはり信吾のキャラが出来すぎている感じはしたけど、それはそれ、物語のなんの妨げになるようなことはなく物語は見事に着地する。

実は最終巻を読んでいる時猛烈なストレスと頭痛を感じていたので、いまいち覚えていなかったのだが、「愛している」を「あいしている」と言い続ける朝の気持ちに対して、「足りない」と応えた槙生の表情と言葉で大団円だったのだなと。

しかし最後の数年後のおそらく成長した朝とえみりの2人の会話からは、何をどう捉えて良いのかは最後まで分からずじまいだった。ただ、最後の言葉「群れの中から〜」の言葉、冒頭でも記されていた言葉、これには震えた。

電子書籍版だとかなりの頻度でカラーが挟まれているが、紙媒体だとこの部分はカラーだったりするのでしょうか

私は電子書籍版で読めてよかった。

ipadでじっくりと大きくして読めたから。

完全に回復とはいかなかったけど、15歳の少女と小説家の叔母という不思議で幸せな物語を読むことができて私は幸せだなと思えたのは確かです。

出会えてよかった。

そして蔦屋書店でこのポスターを見ながら全く違う電子書籍版を買ってごめんなさい。

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