漫画ドラゴンヘッドのヒロインアコが突然眠気と頭痛に襲われる病「ナルコレプシー」とは?症状、副症状、治療法、原因、予防法などを解説していきます。
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ナルコレプシーの症状
ナルコレプシーとは居眠り病とも呼ばれ、時と場所に関係なく居眠りを何度も繰り返してしまう症状を引き起こします。
作中ではストレスが引き金となり引き起こされると言われていますが、実際にはちょっとした喜怒哀楽などの感情が引き金になって眠気が起きてしまったり、顔首、手足などの力がカクンと抜けてしまう症状もあります。
発症は中高生がダントツ
発症率が高いのはアコと同じ中学三年生の14歳がピーク。
ナルコレプシーを引き起こす原因
病気のメカニズムや発症原因は現時点では、
睡眠リズムの乱れやストレスが起因していると言われていますが、はっきりとした原因は未だわかっていないことの方が多いようです。
漫画の中で伊豆おばさんから「あの眠気は病気」と聞いたテルが心配するとアコは「そういうのじゃない」と否定するこのシーンもナルコレプシー患者に多いようです。自身も眠気は昨日の眠りが浅かっただけだから、など眠気=病気と認めるのが嫌だったり、自覚しない人が多いのもナルコレプシーの特徴。(もちろん決めつけも良くないので慎重に)
頭痛や眠気がはじまったきっかけは両親の死です。中学1〜2年生の思春期に両親が同時に亡くしてしまった彼女のストレスは相当なものです。
さらに、アコは作中あり得ないようなストレスを受けるシーンが続き、恐怖や緊張がピークを超すと突如眠ってしまいます。
精神に異常をきたしたノブオに追いかけられ、教師の死体を象徴のように座らせたオブジェを見てしまったこと。
その直後に急激に抗えない眠気に襲われてしまいます。
眠りたくなんかない。
生活習慣改善と薬で治る
生活習慣を改善、生活環境の改善でストレスを減らし、睡眠薬などで夜の眠りを安定させていくことで長い年月がかかりますがかなり改善されていきます。この治療方法を続ければ通常の社会生活を続けることがでます。
頭痛もナルコレプシーの副症状
夢だったが、彼女は元々偏頭痛持ちと思われていたが、実はこの頭痛のナルコレプシーの副症状の一つです。
そのほかナルコレプシーの副症状は頭痛の他に
情動脱力発作:興奮した時に脱力
入眠時幻覚:眠る直前に悪夢を見る
睡眠麻痺:幻覚に伴う金縛り
自動症:睡眠時の行動を覚えていない
夜間の熟睡困難:催眠サイクルの乱れで熟睡できない
頭重:頭が常に重い
複視:ものが二つに見える
などの症状があります。
言われてみればアコは良く悪夢にうなされることがありますが、、、作者はしっかりと調べた上でナルコレプシーの症状を紹介していたんですね。
ナルコレプシーの予防方法は?
正しい生活、当たり前のようですが夜眠って朝起きるこのサイクルを守ることが大事です。ストレスを感じるのであれば早急に原因を調べる必要があります。
まとめ:アコの睡眠、頭痛症状ナルコレプシーは怖い
いかがでしたか?
ドラゴンヘッドで抗えない眠気と戦うアコの「ナルコレプシー」をまとめてみました。アコは両親が交通事故で亡くなったストレスで発症、1日に何度も眠気に襲われ30分〜1時間眠ってしまうことがあり、震災後はストレスが多く何度も死にそうな目に遭い何度も眠ってしまうシーンが数多く出てきます。
一体どんな病気なのか?は作中ではしっかりと描かれていなかったので調べてみました
居眠り病と言われるナルコレプシーは日本では全く認知されておらず、あいつは怠け者だと思われ解雇される例があります。
ただし私のように会議中眠くなるのはただの寝不足だったりするのでご注意ください。
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