ドラゴンヘッド映画と漫画のラスト結末の違いとは?映画の方が少しマシ?

「漫画版と映画版どっちの結末がひどい?」ついに決着、賛否両論だった漫画ドラゴンヘッドの最終回と駄作認定された映画版のラストを比較。どっちの方がひどいのか?を比較して決着をつけたいと思います。

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【漫画】ドラゴンヘッドの最終回、結末ネタバレ

漫画あらすじ
トンネル落盤事故を生き延びて脱出、浄水場から近くの町で自衛隊と出会い、ヘリコプターで伊豆へ、テルがノブオに受けた傷で破傷風となり、アコと仁村が協力して街の暴徒から逃げつつ物資を調達、テル復活、東京に向かう途中で竜巻発生、テルひとりぼっち、東京へ。

漫画版結末ラスト
テルは東京の地下で政府要人のシェルターと食品を発見食べると意識を失い心地よい平安を感じていたが目を覚ますと、そこには謎の集団がいた。
彼らの大多数は政府が暴動やパニックを防ぐために用意した”例の成分”(詳細不明)が入った食品を食べ不安や恐れを感じることがなくなり一時的に平安が訪れたのだが、恐怖を感じないことにストレスを感じ、腕を折る、切る、腹を裂くなどの自傷行為を繰り返すことで痛みと恐怖を生み出そうとする恐怖中毒者となっていた。感情も鈍感なため、薄暗い巨大ホールにただ座り、立ち、ぼーっとしているだけ。
残りの半数は他国からの視察に来た軍隊に対して究極の恐怖を与えるために集団で襲い掛かり殺害を繰り返すテロリストと化していた。
他国からの視察部隊の真相は、日本が秘匿して保管していた核物質の奪還だった。

テルとアコは崩れゆく都心部、溢れ出るマグマ、目の前に現れた巨大な富士山のような火山を見つめ、「恐怖に囚われる人間の想像でこんなことが起きるのなら、未来を想像することで・・・」

暗転、

夜、遠く空の衛星で日本を映し出すと、東京に巨大な富士山が、その周囲には人が生活しているであろう営みを示唆する多くの光が見える。


人はこの震災を再び乗り越えて生き延び復権することができたのだ。

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【映画】ドラゴンヘッドの結末ネタバレ

トンネル落盤、脱線事故
この辺は漫画と似ています。
流石に真っ暗闇にはできないので普通に明るいのが気になる。

謎の暴徒たち
突如現れたのは、ゾンビみたいな暴徒の数々が現れ二人を襲います。伊豆の街の暴徒と同じく全員で死ぬつもりだったタイミングで現れた二人を殺して死ぬつもりらしいが、唐突に襲われ唐突に自殺するつもりだと言われても緊迫感もなく・・・
そのやり方ただと、あなたたち死ぬ気ないでしょ?って気がしますが。車から自衛隊員が突っ込んでくる時の戦隊モノみたいな登場シーンとか緊迫感とは程遠いです。

地震、噴火、天変地異の原因は?
「やっぱり龍脈が乱れていたんだ」
地下のマグマの通り道が地殻変動で狂ったせいで、磁場が乱れた、だから地球は磁石みたいなものなのに、磁力が乱れたからこうなった。
人間たちが暴徒になったのも磁場が狂ったから。
(結局のところ誰も何もわからないというだけ)

傷頭の少年二人
偶然入った病院に偶然重要な傷頭に似た、少年二人が登場。二人はこの病院に勤めている医師の父親に無理やり感情を失う手術をされたらしい。
その横で自殺未遂をしていた二人の母親が殺してほしいと懇願してきたので、仁村はテルの手を使って拳銃で撃ち殺す。母親が死んだことを気にもしない傷頭の少年二人に対して泣きじゃくるアコ。音を聞きつけた暴漢が襲ってきたので一同は車に乗って東京に向かう。

仁村たち
途中車を止めて、仁村はアコを自分のものにしようと銃口を向ける。岩田が止めようとしたので撃ち殺す。仁村とアコが車で逃走したら火山弾で仁村死亡。アコとテルの二人で歩いていたら偶然通りかかったヘリコプターに乗せてもらう。

東京の例の食品
テルが渋谷駅の地下に向かうと、非常用保存食を貪る生存者が大勢いたが、その食品んいは暴動やパニックを避けるために薬物が混ぜられており、みんな傷頭の少年のように感情を失ってしまっていた。アコもそこにいたが感情を失いたくないと食品は食べていなかった。避難場所が地震で崩落したので二人は地上に逃げる。

結末ラスト
二人の目の前には富士山のような巨大な火山が。噴火を続け上空は黒い雲に覆われている。二人は抱き合い、絶対に生き続けるんだ!とテル。

「残ったのは・・・希望?・・・絶望?
・・・それは誰にもわからない。


・・・未来に問いかけるしかないんだ。


・・・僕たちの未来に。」

真っ暗な廃墟の写真を何枚か連続で映し出し、

雲から光が差し込む映像をバックにエンドロールが始まる。

監督名前が出る時、

青空に太陽のシーンで終了。


映画版の最後は「ハッピーエンド」であることをしっかりと示唆しています。

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まとめ:映画の方が少しマシだが漫画の方が良い

映画版ドラゴンヘッドの結末は、読者の想像力に任せるのではなく、視覚的に暗雲が徐々に晴れていき、最後は晴天の中太陽が光り輝くハッピーエンドを示唆する内容で終わっています。オチだけを考えるのであればこっちの方が分かりやすく救いがあります。

漫画版は10巻はずっとセリフが続き、訳がわからない恐怖中毒者たち、仁村、テルそれぞれの想いをひたすら読み続け、そしてラストはパッと終わってしまう感じで投げっぱなし感があるのは否めません。が、物語としては漫画版の方が圧倒的に面白いので分かりやすいのが最高に良い!とは言えませんね。

それにしても映画版を今回の記事作成のために初めて見たんですが、驚くほどに質が低いですね、C Gの質ではなく演技や表現など全般の質が低いんです。唐突な暴徒、唐突な自衛隊、唐突な傷頭、震災発生から数日しか経っていないのに避難民の服装はホームレスみたいだし、何より神田沙也加さんの演技が最悪で、ラスト二人が抱き合い目の前の富士山を見ているはずのシーンは妻夫木は富士山を見ているのですが、神田沙也加さんはなぜか目線が低いという、、お前ら全く意思疎通できないな?とガッカリポイントが多数ありました・・・。

映画版ドラゴンヘッドはNetflix、Huluでは配信されておらず、アマゾンプライムでは300円と有料、唯一無料で視聴できるのはU-NEXTだけでした。

U-NEXTで映画ドラゴンヘッドを観る。

漫画ドラゴンヘッドを半額で読む

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