破傷風にかかったテルの命は残り5日、それまでに暴徒が蔓延る街から薬と燃料を調達しに向かったアコと仁村の前にたちの前に「龍頭」と謎の言葉を繰り返す頭部に大きな手術痕のある傷男が現れる。深まる謎、アコの温泉入浴の束の間の休息。サバイバルホラー漫画ドラゴンヘッド5巻ネタバレ解説。
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漫画【ドラゴンヘッド】5巻ネタバレ解説「大地震、沈没、暴徒、人殺し」
仁村の銃が紛失されたことで銃を持ったアコ、操縦士の拳銃だけになり力関係が逆転したヘリコプターの中で、仁村の無責任さと道草によってヘリコプターを損傷、二名の隊員の死亡という大損害を与えたことを咎め仁村の意見を聞かないと岩田、これから燃料を入れたら自衛隊に戻ることとなった。
しかし仁村は自分達が東京方面に飛び立つ前に全ての駐屯地との連絡が取れない時点で組織なんて壊滅しているんだと説明するが、岩田は聞く耳を持たない。
一面灰色の世界、降り続ける灰と塵の影響で視界も奪われどこを飛んでいるのかもわからない。
途中、巨大な断層を見つける。
ここは日本だぞ!?活断層だ!_
「一体何が?」
飛び続ける間に海に出たヘリは燃料を探すことにするが、雨と地震の影響で脆い地盤で崩壊してしまう、ほんの少しだけガソリンを手に入れることに成功した四人は再び空を飛ぶ。
ついにヘリコプターのエンジンに異常をきたし墜落しかけたため近くに見える陸地に軟着陸した。あこたちの前に現れたのは40代ぐらいの女性だった。
アコについていった女性はテルの容体を見て半分以上が灰と泥に埋もれた彼女の家に行き手当を受ける。生き延びた4人。
しかしアコは非情な宣告を受ける。
テルの命が持って5日だという。
数々の切り傷、頭にうけた傷、テルは破傷風にかかっていた。さらに極限状態の精神状態でストレスも限界で高熱の原因は破傷風だけではなくメンタル面にも問題があるということだった。そしてここには薬がない。
ただ、街になら・・・。
テルを看病するアコがおばさんが助けてくれたことを伝えると朦朧とした意識の中、テルは君が助けてくれたんだねありがとう、あのおかげで現実に戻れた気がする。
ノブオがあのトンネルの闇の中から自分を呼んでるような気がしてたんだ。
なんで十五少年漂流機のようにみんなで協力できなかったんだろうってずっと考えていたんだ・・・。
岩田と仁村、ヘリコプターの調子はなんとかなりそうだが、問題は燃料だ。燃料がないとただのガラクタだ。
女性からテルの容体を聞いた仁村と岩田、この先の山を越えた街なら燃料と薬が手に入るだろうと情報を得た。
伊豆で起きたことの真相
おばさんがあの日起きた出来事を話す。
上空を雷のようがゴゴゴという音が鳴り響く。
一瞬にして辺りが暗闇に包まれ、
上空に光。
直後、地球が揺れたと思うような大地震が襲う。
海を見ると海が消えていた。
「津波がくるぞ!!」
必死に高台に向かい一本の松の木にしがみつき現れたは100m近い高さの大津波だった。
街を覆い尽くす津波。
おばさんのしがみついた松の木すらも倒れる程の水量が全てを薙ぎ倒し尽くしていく。
目が覚めて周囲を見渡すと動いている人はいなかった、おばさんはフルフェイスマスクをしていたおかげで周囲で唯一生き残った生存者だった。街を見ると全てが一変していた。山の中腹まで海につかっていたのだった。
そして驚愕の事実が伝えられる。
ここは海に囲まれているけど実は伊豆”山岳部”であること、沿岸部は海に飲み込まれて伊豆中心部だけしか残っていないこと。。。この惨劇を引き起こした大地震の物凄さを目の当たりにした自衛隊員たちは言葉を失う。
暴徒の襲撃
街を降りたおばさんの目に映ったのは阿鼻叫喚の地獄だった。
生存者同士が暴行、略奪ありとあらゆる人間の本能が剥き出しになった人間同士の醜い争いが見渡す限り起こっていたのだった。
現れた仁村が話す、自分の安全を保証してくれる最後の砦がないとわかった人間は、恐怖に囚われてしまうことがあること、恐怖心を紛らわす最良の方法は自分が恐怖心を与える側にまわることだと言う。
そしておばさんは歩き続けここ伊豆の中腹にある故郷に辿り着き墓守をしつつ生活をしてたところにアコたちが乗ったヘリコプターが降り立ったということだった。
やることは決まった、薬と燃料を街に行くのだ。
アコと仁村の二人で街に向かって山道を進む。
湖のほとりで何者かに刺殺された死体が2体あった。
暴徒はここまできているのか・・・。
傷頭、龍頭
森で食事を摂っていると突如奥から人の足跡がした。
現れたのは頭につぎはぎのような手術痕のある男だった。
「りゅ…りゅうず」
と謎の言葉を繰り返す。
そして一緒に現れた傷頭の友人は何かに怯えている。
山から声が聞こえます。
「抵抗するなら!死だ!」
例のおばさんの遭遇した暴徒たちが二人を殺すために追いかけてきたのだ。
突如現れた暴徒の一人をなんとか撃退した仁村だったが、次に現れたのは虚な目をした警察官だった男だった・・・
パンパンパン
無言で仁村に向かって銃を乱射する警察官だった暴徒の攻撃で腕を負傷した仁村は咄嗟に逃げる。
アコの元に戻った仁村は弾薬の入ったリュックを持ち逃亡を続ける
この山はやばい。
まとめ:漫画【ドラゴンヘッド】5巻ネタバレ解説「大地震、沈没、暴徒、人殺し」
ヘリコプターに乗って安心して入られず、半分海に沈んだ伊豆半島で決死の燃料と薬の調達任務にあたるアコと仁村だったが、銃を持っていても恐れを知らずに人を殺すことに信念を燃やす狂人集団とハチあってしまった二人はどうするのか!?
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