三浦健太郎先生のベルセルク続編を引き継ぐ謎のアシスタント集団「スタジオ我画」とは?メンバーは?解散はしない?スタジオ我画で働く方法は?どんな環境で働いているのか?ベルセルクはアシスタントを使わないのでは?などの日頃の気になる疑問を紹介していきます。
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スタジオ我画とは?
スタジオ我画とはベルセルクの三浦健太郎が設立した漫画制作スタジオの企業で2021年12月ドゥルアンキ発売時のメンバーは6名。
三浦健太郎がスタジオ我画を設立した動機はアシスタントとして漫画家の裏方に回るのではなく、立派な漫画製作者の一員として正式に名前を誌面に載せるため、大好きな漫画を描いて暮らすことができる立派な職業であることを知らしめたいと考え設立された。
スタジオ我画の主な作品作業はベルセルクの作画アシスタントと三浦健太郎がプロデュース&原作担当した「ドゥルアンキ」の作画を担当をしている。ドゥルアンキでの三浦健太郎の役割はアシスタントそれぞれの個性が出てしまう作画全体の統一感を出すための作画指南。その他絵コンテ、下書き(1、2話だけ)などの役割を担っている。本作でアシスタントに質の高い作画経験を積ませてベルセルクの出版スピードと作画を維持させることを狙っていた。
スタジオ我画が作画担当した「ドゥルアンキ」が12月24日に発売。ファンの多くが驚愕したのはその超作画力。前もって三浦健太郎は作画に携わっていないと言われていただけに。「三浦健太郎が作画に参加していないはずがない」と言わしめるほどに見事な超緻密な描き込みに世界中のファンが賞賛。そんなドゥルアンキの作画内容をみたい方はこちらを↓
2019年ドゥルアンキ連載開始時点では通勤3名リモート作業1名の体制で作画アシスタント作業を行なっていた。
ドゥルアンキ連載当初の仕事現場
2021年12月「ドゥルアンキ」現在メンバーは
黒崎、
宮地秋夫、
平井信周、
長島有秀、
木下滋、
杉本英輝
の6名。(ドゥルアンキでは「黒崎」表記だが、他の媒体では「黒崎能光」表記となっている)
ベルセルクはアシスタント使わないのでは?
あれ?
三浦健太郎先生ってベルセルクを全部1人で描くことにこだわりがあるんじゃなかったっけ?と思った人は結構コアなファン。実は2019年のインタビューでベルセルクのほぼ全てを作画しているのは間違いないが、スタジオ我画にはトーン貼り、建物、背景、兵士、最近では地面なども描いてもらうようにしていると解説してた。
いつの間にかこだわりを少しだけ緩めて、アシスタンに手を入れさせて作画スピードを上げるために妥協をしていることが判明。
解散しないでベルセルク引き継ぎか?
三浦健太郎さんが亡くなったことでベルセルクは「普通なら打ち切り」なのですが、最新刊41巻のあとがきでベルセルクが未完ではなく、未定で、今後はスタジオ我画と熟考を重ねると発表。
まさかのベルセルク続編を描く可能性が大きいことがわかり世界中で話題になっています。
画力については、三浦健太郎先生が本当に手を出していないのか?と疑いたくなるほど見事な作画を披露していますので↓の記事を是非ご覧になってください。ベルセルクの未来は意外と暗くはないことが分かります。
スタジオ我画で働くには?どんな能力が必要か?
設立したタイミングは不明だが、2019年の時点でスタジオ我画ではたらくアシスタント募集を何度か行なっている。
この中での募集要項を紹介。
もちろんすでに三浦健太郎先生は亡くなっているため、2019年にベルセルクのレギュラーアシスタントを募集していた時の募集要項を紹介する。
あくまで、ベルセルクの作画アシスタント事務所スタジオ我画で働くという人はこのような環境で頑張っているということを紹介するためのものです。何度も言いますが今もスタジオ我画がアシスタントを募集しているわけではないです。知りたい方は毎月2回発行されるヤングアニマルを熟読していればいつか出会えるかも?
仕事内容
中世ヨーロッパの世界観を舞台としたファンタジー世界で、自然物や建築物、モブ等の作画と仕上げ、デジタル経験の有無は問いません。
勤務地
東京都江東区(りんかい線沿い)泊まり可能、宿泊設備完備
勤務日数
月に20日前後・月毎に作業日数は変わります。
勤務時間
8時間+残業あり(最長で3時間ほど)夜型の時間帯になります。
待遇
日給10000円(基本給8500円+食事手当1500円+残業代。作業技術により昇給。交通費支給・年2回ボーナス支給・有給ですが、最初は研修期間があります。
・即戦力優遇(スピード以上に画力重視)
・プロアシだった人は待遇面応相談
・能力次第でスタジオ我画の正社員登用あり(正社員になれる方歓迎)
応募条件
18歳〜45歳前後の方。短期ではなく長期やれる方。
その他
先生は男性です。ペットなし。禁煙。喫煙は決められた場所で。
スタジオ我画メンバー紹介
ベルセルクの続編を描く可能性のあるスタジオ我画のメンバーを紹介。
したいと思っていたのですが、
黒崎、
宮地秋夫、
平井信周、
長島有秀、
木下滋、
以上5人の方々は情報が出ておりませんでした。
唯一「杉本英輝」だけTwitterをやっていたので紹介させていただきます。
スタジオ我画「杉本英輝」
スタジオ我画のメンバーの1人、杉本英輝。
どの程度の担当をしているかは不明。
ゲーム好き・映画好き・美大に通ったことはない・夕方起きて朝寝る習慣。
程度の情報しか仕入れていませんが、Twitterでは世界中の「ベルセルクのファン」がコメントしており様々な情報が手に入って面白いです。
作風は・・・寺田克也に似てる。
和な落書きたち pic.twitter.com/9bjMvCnWtg
— 杉本英輝 (@MRko_aki___) June 4, 2021
線画は素敵だと思うが、色塗りをすると急にBouich風に。しかも41巻の表紙、ドゥルアンキの表紙のようなのっぺりとしたペインター風になるのが残念。
喉仏が良い感じに描けた気がする絵 pic.twitter.com/Xllfq0RfuI
— 杉本英輝 (@MRko_aki___) December 20, 2021
三浦健太郎先生の元でアシスタントの仕事をしています。
Twitterはこちら⇨@MRko_aki__
まとめ:ベルセルクとスタジオ我画の今後に期待大
いかがでしたか?
ただのアシスタント集団ではなく、職業漫画家と書けるように設立された三浦健太郎先生の想いが詰まったスタジオ我画とは?を紹介させていただきました。いつの間にか妥協してベルセルクの作画の一部を書くことを許された超作画集団が集まったスタジオ我画の描いたドゥルアンキの見事な作画構成は三浦健太郎先生がほとんど手を入れていないと言わせるほどに素晴らしい出来栄えでした。
確かに41巻でアニマル編集部が「ベルセルクは未定」「スタジオ我画と熟考」と打ち切りでも未完でもなく続編を前向きに考えている理由は、この作画の鬼が認めた才能集団だったから、というのも納得です。
今後、どうなるのかは不明ですが、きっと今頃もベルセルクの続編について打ち合わせをしているのだろうと期待しても良さそうですね。
楽しみです。